太ももの裏がつった時の対処法

投稿日:8月 26, 2017 更新日:

太ももの裏は、筋肉の総称であるハムストリングスと呼ばれる3つの縦に長い有名な筋肉から構成されています。これらは膝を曲げたり、股関節を伸ばす動きのほか、足全体の内旋外旋という複雑な動きを担っている筋肉となっています。後ろ側にあって、直接的に見えないこともあり普段あまり意識をする部分ではありませんが、範囲がとても広く様々な働きをする筋肉となっています。大きな筋肉であることから、つった時には痛みが強くなりやすい部分です。

太ももの裏に限らず、つった時の対処法は

ゆっくりストレッチ(つった場所を伸ばす)
温める
この2点になります。

温め方に関しては蒸しタオルやホカロンなどの使い捨てカイロ

でつった箇所を温めましょう。

他にも

漢方薬を飲む
太ももの裏がつった時に効果的なツボを押す
という方法もあります。

それでも痛みが治まらない時には
消炎鎮痛剤などを使うなどして対処しましょう。

ここでは、太ももの裏がつった時のストレッチの方法と太ももの裏がつった時に効果的なツボとツボの押し方を紹介します。




太ももの裏がつった時のストレッチ

太ももの裏はハムストリングスという筋肉があります。
これは大腿二頭筋(だいたいにとうきん)、半腱様筋(はんけんようきん)、半膜様筋(はんまくようきん)を合わせた総称です。
大腿二頭筋はさらに長頭と短頭に分けることができ、短頭以外の3つがグローバルマッスルです。
お尻から膝下に付着しています。
ふくらはぎを伸ばすのと同様に床面に座りストレッチしたい方の脚を伸ばします。
つま先は触らずに体をつま先の方に倒すと伸ばすことができます。
膝が曲がらないように注意してください。

太ももの裏がつった時のストレッチ

太ももの裏側がつった時に効果的なツボ

浮郄(ふげき)

足の太陽膀胱経という背中側、脚の真ん中の後ろ側を通る経絡上にあるツボです。この経絡は、目の内側から始まり、頭上に進んだ後は、首、背中、膝裏まで一旦進んだ後は、さらにもう一度背中の上の方から足先まで続く、最も長くツボの数が多い経絡となっています。浮には、上下に漂うという意味、郄(げき)は陥凹しているという意味があります。

場所は、膝の裏側、真ん中よりもやや上で、外側に位置しています。床に座り、膝を曲げて触れると膝裏の外側にある細い縦方向にはしる腱に触れることができます。大腿二頭筋に2つある筋肉の付着部のひとつで、外側にある停止部に続く腱となっています。この細い腱の内側で、膝裏にある柔らかい部分に浮郄があります。心地よい反応があり、押さえると膝や太ももの裏側に響く感覚があるツボとなっています。ツボの場所は、ピンポイントというわけではなく少し上下に広がっている感覚のあるツボなので、場所を決めすぎずに、広い範囲をツボとして押さえても大丈夫です。

浮げきツボ位置

膝の裏側、真ん中よりもやや上で、外側に位置しています。

押し方は、床やベッドの上に座り、刺激を与えたい方の脚の膝を三角座りのように曲げます。曲げた方の脚と同じ手で、膝裏に人差し指、中指、薬指までの指を当てて、親指は膝の上の太ももに置いてはさむようにします。膝裏に置いた指を上下に移動させながら、ぐっと腱に沿って押さえるようにします。さらに、左右に少し揺らしながら押さえると、太ももの裏側にじんわりと響きを感じられます。1-2秒ずつ力を入れすぎないように押さえてください。椅子に座った状態でも膝の裏に触れられることができれば、ツボ押しすることが可能です。

浮げき押し方

床やベッドの上に座り、刺激を与えたい方の脚の膝を三角座りのように曲げます。曲げた方の脚と同じ手で、膝裏に人差し指、中指、薬指までの指を当てて、親指は膝の上の太ももに置いてはさむようにします。膝裏に置いた指を上下に移動させながら、ぐっと腱に沿って押さえるようにします。

殷門(いんもん)

殷門は、浮郄と同様に足の太陽膀胱経の経絡上に位置しています。殷(いん)は、憂鬱であるという意味、門は気やエネルギーが出入りする場所という意味があります。ツボ名の由来は、腰や下腿の痛みがひどく、憂鬱になってしまう気分を軽減することができる、ということから名付けられたとされています。太もものトラブルには重要な働きをするツボです。

場所は、太ももの裏側のちょうど真ん中あたりに位置しており、お尻と太ももの境目と膝裏を目安にして、半分のところにあります。ハムストリングスを構成している大腿二頭筋と、半腱様筋が重なっている部分にあるため、触れると縦方向に少し溝を感じるところになります。自分では見ることができないため、上下縦に少し動かしながら反応を確認しながら探してみると良いでしょう。個人差はありますが、太ももの裏全体がふわっと軽くなる感覚があるところになります。

殷門ツボ位置

太ももの裏側のちょうど真ん中あたりに位置しており、お尻と太ももの境目と膝裏を目安にして、半分のところにあります。

押し方は、床やベッドの上に座り、刺激を与えたい方の脚の膝を立てて置きます。曲げた方の脚と同じ手の親指を太ももの真ん中の前面から側面のあたりに置いて、残りの4指を後ろ側に置きます。ツボは縦方向に筋肉が走っているところのキワにあるため中指と人差し指を使って、2つの筋肉をほぐすように押さえていきます。波打つようにゆらゆらと殷門を中心にじっくりとほぐしてみてください。

殷門押し方

床やベッドの上に座り、刺激を与えたい方の脚の膝を立てて置きます。曲げた方の脚と同じ手の親指を太ももの真ん中の前面から側面のあたりに置いて、残りの4指を後ろ側に置きます。ツボは縦方向に筋肉が走っているところのキワにあるため中指と人差し指を使って、2つの筋肉をほぐすように押さえていきます。

承扶(しょうふ)

これまでに紹介したツボと同様に、足の太陽膀胱経の経絡上にあるツボです。承には受けるという意味、扶(ふ)には助けるという意味があります。脚全体の後ろ側にある座骨神経の通り道にあることや、ハムストリングスの筋肉の始まる部分にも近いことから太ももの裏側に直接働きかけることができます。

場所は、立った状態で感じられるお尻と太ももの境目に見られるくぼんだ部分にあります。太ももの左右の幅の中では、ほぼ真ん中にあるため比較的探しやすいツボになっています。奥の方にやや尖ったような大きい骨(坐骨結節)に当たるところになります。

承扶ツボ位置

立った状態で感じられるお尻と太ももの境目に見られるくぼんだ部分にあります。

押し方は、ツボの場所を確認した後、刺激を与えたい方の脚を上側にして、膝を曲げて横に寝ると触れやすくなります。4指をツボに当てて親指は支えるように置きます。指全体でツボをつかむようにぐっと2-3秒押すことを繰り返します。もし、立つことができるようであれば、立った状態で軽く4指で持ち上げるように押しても良いでしょう。

承扶押し方

刺激を与えたい方の脚を上側にして、膝を曲げて横に寝ると触れやすくなります。4指をツボに当てて親指は支えるように置きます。指全体でツボをつかむようにぐっと2-3秒押すことを繰り返します。

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